Ubuntu15.04をVM上にインストールしよう!準備編
どうもこんばんにちは.うぃるです.
今回は,前回?導入したVirtualBoxにUbuntuを導入したいと思います.
長くなりそうなので,今回はVMの設定のみで次回の記事でUbuntuのインストールを行います.
前回記事:VirtualBoxを導入しよう!
次回記事:Ubuntu15.04をVM上にインストールしよう!インストール編
目次
Ubuntuとは
いつも通りwikiを参照してみたいと思います.
Ubuntu(ウブントゥ[6]、国際音声記号[ʊˈbʊntuː]; oo-BOON-too[7])は、Debian GNU/Linuxをベースとしたオペレーティングシステム (OS) である。Linuxディストリビューションの1つであり、自由なソフトウェアとして提供されている。
Ubuntuの開発目標は、「誰にでも使いやすい最新かつ安定したOS」を提供することである。 Ubuntuという名称は、南アフリカのズールー語の言葉で「他者への思いやり」を意味する[8]。 Ubuntuはカノニカル社から支援を受けて開発されている。カノニカルの創業者は、南アフリカ生まれでイギリス市民権を持つマーク・シャトルワースである。
Linuxユーザーの間ではデスクトップOSとして利用される事が多いLinuxディストリビューションである。
と,言うことです.今回Ubuntuをチョイスしたのは,自分が実機で使用しているということもあるのですが,Linuxを始めて弄るのには日本語環境が整っている?ことと,情報量が豊富であることで選びました.(入門するにはよいと思います.)
VirtualBoxを設定しよう
Ubuntuをダウンロードしよう
VirtualBox(以下,VM)を設定する前に,Ubuntuのダウンロードをしておきましょう.
Ubuntu Japanese Teamのページにアクセスし,Ubuntuをダウンロードのリンクをクリックします.
Ubuntuの入手より,Ubuntu 日本語 Remix イメージのダウンロードを押してバージョンの選択の画面へ移動します.
今回ダウンロードするのは,「Ubuntu 15.04 - 2016年1月までサポート」と書いてあるところの64bit版,「ubuntu-ja-15.04-desktop-amd64.iso (ISOイメージ)」という物をダウンロードします.
下のリンクにTorrentファイルのリンクがありますが今回はISOファイルを使用するので,ISOファイルをダイレクトダウンロードします.
ダウンロードサイズは1.2GB程度なので,安定した回線を用意してダウンロードを行ってください.
本来であれば,md5のチェックサムを確認するべきであるが,今回は省略させていただきます.(ファイルが正しいことを祈りましょう.)
仮想環境のイメージ
ちょこっと脇道に反れますがWindows上でなぜ違うOSを実行できるのかを超簡単に説明したいと思います.
イメージはこんな感じです.
Windows上でVirtualBoxというソフトウェアを挟み実行しています.いわばほかのOSをエミュレートして実行している感じです.このとき,VirtualBoxはWindowsのHDDやネットワーク,USBなどのハードウェアの制御も取れるので,OS上でネットワークに接続したり,マウス,キーボードが使える訳です.
仮想化技術はかなり技術が進化してきました.たとえば,各社のレンタルサーバ会社なども仮想化技術を使用しており,「クラウド」と名の付く物の一部にも使用されています.
仮想化のメリットデメリット
では,なぜ仮想化をするのでしょうか?
仮想化をするメリットとして以下のことがあげられます.
- 複数のユーザーが同時並行して利用できる.(互いに独立)
- 1つのマシンで複数のアーキテクチャの物が利用できる.
- マシンを集約できる.(仮想マシンの増築が容易)
では,逆にデメリットは何でしょうか?
- マシンの性能が必要となる.(複数のマシンを動かせるだけの許容量が必要)
- LAN,ネットワーク関係が複雑化する.(同じソケットで複数の通信をしているため)
今の社会ではこのデメリットよりもメリットの方が大きいため皆さん利用しているようです.(当たり前)
さらに,VirtualBoxの他にも,IntelのHyper-VやVMware社のVMware Playerなどが存在します.
Ubuntuをインストールする準備をしよう
ちょこっと雑談が入りましたが,今回の本題に入りたいと思います.
ダウンロードが完了したらやっとVMの設定を行います.
今回で言うVMの設定とはVirtualMachineの設定を指します.VM自体の設定ではないのでご注意ください.
VMを起動します.起動したら,左上にある新規のボタンをクリックします.
仮想マシンの作成があるので,ここに必要な情報を書きます.
今回は名前を「Ubuntu」にしました.ついでに,名前にUbuntuとつけると,その下のタイプ,バージョンは自動的に選択されるようです.(されない方はタイプを「Linux」,バージョンを「Ubuntu(64-bit)」にします.)
次に進みます.
次にメモリサイズを設定します.Ubuntuの推奨最低環境では1GBのメモリを推奨にしているのでできればそれ以上のメモリの容量を指定してあげます.(メモリは1024の区切りの方がキリがよいので1024の倍数にしましょう)
今回は4GB分(4096MB)を指定しました.
次に進みます.
ハードディスクの設定をします.VMではほぼすべて仮想環境上で動かすので,HDDも仮想化してあげる必要があります.真ん中の仮想ハードディスクを作成するを選択し作成を押します.
次にハードディスクのタイプを選びます.様々な種類のファイルタイプが存在しますが,今回はVDI(VirtualBox Disk Image)を使用します.選択したら次へ進みます.
今度はハードディスクのサイズを固定にするか可変にするかを選びます.
可変サイズの場合は上限を設定し,使用した分の容量を少しずつ消費します.
固定サイズの場合は最初から仮想HDDの容量分を確保してからその中でマシンを稼働させます.
今回は最初から容量分を確保したいので固定サイズにします.(固定サイズにすると容量を確保するので時間がかかります.しかし,その分アクセスが速いので...)
仮想HDDを配置する場所を指定し,容量を設定します.仮想HDDは物理HDDと違って移動や持ち運びが可能なことが良いですね.今回は256GBを確保しました.Ubuntuの推奨には15GB以上を推奨しているので,その値を超えるように設定しましょう.(こちらも2の乗数分に設定するように心がけましょう)
作成ボタンを押し,ひたすら待ちます!
(今回は仮想HDDの作成に30分近くかかりました.)
そして,この画面になったらVMの作成は完了です.
間髪入れずにマシンのカスタムに入りたいと思います.
新規ボタンの隣の設定ボタンを押します.
一般の下にあるシステムをクリックし,マザーボードの隣のタブのプロセッサを設定します.
自分の環境はi7-4790Kなので,4Core8Threadなので4コアまで選択できますが,今回は2コア分に設定します.
また,プロセッサの下にある使用量制限でVMが使用するCPUの使用率を制限することができます.
次に,システムの下にあるディスプレイでビデオメモリの使用量を設定します.無料のVMではビデオメモリが128MBが上限なので,上限いっぱいまで設定します.その下にあるアクセラレーションのところの3Dアクセラレーションを有効化にチェックを入れます.(チェックが入らない場合は2Dビデオ・・・のところにチェックを入れます.)
OKボタンを押して,VMのメイン画面に移動できたらインストール前の準備は完了です.
最後に
この記事を書いている途中で思ったのですが,これ以上書くと記事が長くなりすぎる気がするので今回はこれまでにしました.次回は本当にUbuntuのインストールを行いたいと思います.
何か不明瞭な点や,間違い等がありましたらコメントお願いします.
それではお付き合いありがとうございました.
前回記事:VirtualBoxを導入しよう!
次回記事:Ubuntu15.04をVM上にインストールしよう!インストール編
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