Ubuntu15.04をアップグレードしてみた
どうもこんばんにちは.うぃるです.
今回は,VBox上にインストールしたUbuntu15.04をアップデートしたら15.10のアップグレードの通知が来たのでアップグレードしてみました.(本当ならば別記事を書こうとしたけど急きょ変更)
目次
Updateをしてみる
Ubuntuには,パッケージ管理システムに「APT」が搭載されています.
普段Windowsを使用している方は,少しわかりにくいと思いますが,Windows Updateみたいな?奴であり,AndroidだとPlayストア,iOSだとApp Storeあたりがこのパッケージ管理システムのようなものです.(細かく言うと違う気がするが細かいことは気にしない方向で...)
APT (Advanced Packaging Tool) は、Debian用に開発されたパッケージ管理システムである。dpkgのフロントエンドとして動作するように設計されたが、現在はRPMに対応するように移植されたapt-rpmもある。コンパイル済みのソフトウェアを管理する機能に加え、ソースコードからソフトウェアをコンパイルする際の依存関係を解決する機能も備えている。
wikiより引用
このパッケージ管理システムは非常に便利であり,時に地雷と化すものであります!
パッケージ管理システムがあるため,様々なソフトウェアを簡単に導入することができます.
なんとこのwikiにも少しコマンドが載っているという...(このブログ必要ないじゃん...)
そんなことはさておき,早速Ubuntuをアップデートしていきたいと思います.
VirtualBoxを起動してUbuntuを起動しちゃいましょう.
起動してまっさらな状態です.
ここで,アップデートマネージャーが起動したりしますが,今回はスルーしておきます.(後でやっておくといいかも)
Terminalを起動します.
アクセサリー等で探してもよいのですが,ここはショートカットをかっこよく決めましょう!
CTRL + ALT + T (同時押しで!)
Terminalが起動します.割と使用頻度が高いものなので,ぜひ覚えておくとよいと思います.
紺っぽい赤色の背景に白文字の何かが現れました.ここにコマンドを打ち込むことによってOSを制御していくわけですね.(Windowsでいうコマンドプロンプト的なものです.)
ここに,魔法のコードを打っていきます.
sudo apt-get update
これは,Ubuntuさんに対してリポジトリの更新をしてください!というコマンドです.
アップデートを行うためにはこれを先に打ちます.
そうしたら,スーパーユーザ(管理者権限)のパスワードを入力します.
※このとき,パスワードは完全に見えない状態なので焦らず入力を続ける
パスワードが入力されている感じがしなくても入力をしましょう.入力は受け付けられています.
パスワードを入力したらEnterをおしてリポジトリの更新を行います.
だーーーーっと文字が流れて,次のコマンドが入力できるようになったら,アップグレードを行います.
アップグレードには次のコマンドを使用します.
sudo apt-get upgrade
これで,インストールされているソフトウェアの更新を行います.
続行するかどうかを聞かれるので,「y」を入力します.
そうして次のコマンドが入力できる状態になるまで放置します.
入力できる状態になったら終了です.
15.10のアップグレードが来た
更新をおこなっている途中にUbuntu本体のアップグレードが来ました.
早速アップグレードをしていきたいと思います.
「今すぐアップグレードする」を選択します.
root権限のパスワードを入力します.(アップデートの時のパスワードと同義)
入力したら,認証するボタンを押します.
リリースノートと日本語のウィンドウタイトルが表示されますが,内容は英語ですので,英語が読める方は読むといいと思います.
ある程度理解できたら,「アップグレード(U)」ボタンを押します.
今回は,インストールした時にサードパーティーのリポジトリを使用するように設定したので,この表示がでました.
迷わず閉じましょう.
アップグレードを開始するかどうか聞かれるので,アップグレードする場合は「アップグレード(S)」を,いったん止めたい場合は「キャンセル(C)」を押してください.
ここからは,環境次第になるのですが,20分くらいかかることが予想されるので時間があるときにやるといいと思います.
サポートが中止されたパッケージの削除というものが出てきました.今回は,何が消えるのか確認していないので,「そのまま(K)」を選択しました.サポートの中止されたパッケージを使用したくない場合は,削除してください.
アップグレードが完了する前に,再起動が求められるので再起動して完了です.
最後に
なんか,勢いでアップグレードしましたが,マイナーアップデートなので大幅な変更はないと思われます.
Ubuntuのナンバリングですが,15.10の15の部分がメジャーアップデートになります.
さらに言うと,偶数番号.04のバージョンがLTS(LongTeamSupport)というサポート期間が5年のものとなります.
また,現在Ubuntuは6か月ごとに新しいバージョンをリリースしていて,LTS以外のサポート期間は9ヵ月となっています.
本来であれば,バージョンアップされたらすぐ更新することがセオリーなのですが,どうしても更新ができない状況であればLTSも検討するべきであると思われます.
ということで,今回はいきなりUbuntu15.10へのアップグレードの記事になりました.
今度はUbuntuについてもう少し詳しくかければよいと思います.
最後までお付き合いありがとうございました.
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