デバイスの接続規格 前編
どうもこんばんにちは.うぃるです.
今回は接続規格をまとめてみたいと思います.
最近色々な接続規格が増えてきているので,詰まないためにも,自分で調べお勉強するためにこの記事をかきました.
目次
シリアル通信・パラレル通信
はい.まず,とっかかりの部分として,この通信方式は押さえておきたいと思います.
シリアル通信の仕組み
まずは,wikipediaさんを見てみましょう.
シリアル通信(シリアルつうしん、英: Serial communication)は、電気通信において伝送路上を一度に1ビットずつ、逐次的にデータを送ることをいう。 また、コンピュータにおいては、バス上を一度に1ビットずつ、逐次的にデータを送ることをいう。
Wikiより引用
シリアルとは,穀物食品?ではなく,直列という意味で今回は使われます.
PCのデータ通信には,基本的に0と1の電気信号で通信を行っています.つまり,シリアル通信では,一本の通信線でデータを順番に送ることでデータを伝送しているのです.
データの伝送イメージとしてはこんな感じです.一本のラインに0か1(電気的には電圧がかかっているか・かかっていないか)かを順番に並べて伝送します.
このシリアル通信では,送りたいデータを順番に上から送信先へとデータを流していきます.回転寿司のレーンのような感じですね.
シリアル通信のメリット
構造が簡単.一本の線にデータを順番に送るので信号線とGND線(アース線)の2本あれば通信ができますね.
また,データを順番にはき出し,順番に受信すれば済むので通信では簡単に構造が成り立ちます.
シリアル通信デメリット
遅い.単純に考えて,一本で伝送しているので複数の線で伝送するよりも遅くなりますよね.
しかし,現在の通信伝送ではシリアル通信を使用しています.シリアル通信のメリットが今現在では大きいためにシリアル伝送を使用しています.
パラレル通信
こちらもwikiを見てみましょう.
パラレル通信(パラレルつうしん、英: parallel communication)は、複数のデータ信号を同時並行的にそれぞれの通信リンクで送る通信方式である。一般に有線で複数の配線を使って行う。対義語はシリアル通信であり、通信リンクの特性の分類法の1つである。
パラレル通信とシリアル通信の基本的差異は、物理層で伝送に使用する導線の本数である。パラレル通信は複数の導線を使い、それにさらに接地接続用の線が加わる。
Wikiより引用
シリアル通信では一本の線で通信を行っていたのと対照的に,パラレル通信では複数の線を使用して伝送を行っています.
データ伝送のイメージとしてはこんな感じです.並列に並んだ列で1つのデータが完結します.
#パラレル通信のメリット
シリアル通信では導線一本でデータを順番に並べて通信を行うのに対して,パラレル通信では複数の導線で同時
にデータを伝送するため,シリアル通信よりも速く伝送することができます.
パラレル通信のデメリット
一見するとパラレル通信にデメリットが無いように思えたりしますが,パラレル通信のデメリットはデータの同期です.
パラレル伝送では複数の導線に同時にデータを流します.高速化するにはデータを送る間隔を短くすることです.しかし,各導線の曲がり方の違いや,ケーブルのノイズの乗り方によって同期がずれてしまい,結果的にシリアル伝送のほうが速いという結論が今現在は出ています.
HDDの規格
前章ではシリアル.パラレル通信について簡単に述べました.
この章ではHDDの接続規格について書きたいと思います.
そもそもHDDって何だよ!って人のために,一応wikiの文章を引っ張ってきておきます.
ハードディスクドライブ(英: hard disk drive, HDD)とは、磁性体を塗布した円盤を高速回転し、磁気ヘッドを移動することで、情報を記録し読み出す補助記憶装置の一種である。
wikiより引用
一昔前のPCでは殆どがHDDでした.今のPCにはSSDがそこそこ普及しています.まぁ,HDDの物体についてはこれくらいにしておいて,HDDの接続規格についてまとめます.
IDE(Integrated Drive Electronics)
通称:パラレルATA.特徴的なのは昆布のように広がったケーブルです.
適切な画像が見つからなかったため,Amazonの商品のリンクを貼っておきます.Amazon IDEケーブル
電源は一般的には4ピン電源を用います.しかし,この規格はすでに古い規格なので今更IDE接続のHDDがほしいという方はマイナーなような気がします.
SATA
通称:シリアルATA.現在,HDDやSSDを接続する主なケーブルになります.こちらはIDEと違い,シリアル伝送で通信を行っています.
Amazon SATAケーブル
このケーブルの他に,電源のケーブルが必要となっています.SATA用の電源ケーブルはL字になっており,自分も差し込むときにピンを欠けさせてしまうことがあります.(経験談)
最後に
今回はハード寄りの記事を書きました.書いていて思ったのですが,自分はネットワークやハード寄りの分野には割りと詳しいのですが,ブログに書くとなると難しいですね.(何せ古い規格の写真やケーブルの写真がない)
今回は時間を開けた割に内容が無いよう状態になってしまいましたが,参考までにIDEとSATAの規格を写真付きでわかりやすく解説している方がおられましたので,参考までにURLを貼りたいと思います.(最初からそうすれば良いじゃんと思った)
HDDの種類(IDEとSATAの違い) | 自作パソコンの作り方解説
ちょっとハードウェアの記事を写真無しで書くのは虚しいですね...
かと言って学生身分なのでハードだけにつぎ込むわけにもいかないので,今後ハード系の記事は保留ということにしたいと思います.(面白いネタがあったら書きますが...)
最後までお付き合いありがとうございました.
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