今回は、つい先日?zabbixの5.0がリリースしてので、導入してみました。
Zabbixとは
Zabbixは、ネットワーク機器やサーバの状態を監視するためのツールです。
GNU/GPLv2ライセンスで提供されており、フリーで使用することができます。
このZabbixは、サーバ側にソフトウェアをインストールし、Webブラウザからアクセスする感じです。
今回の環境
今回は、以下の構成で構築しました。
- CPU : 2Core
- メモリ : 4GB
- ディスク : 100GB
- OS : CentOS8
サイジングに関しては、特に考えていないです。
ただ、今後監視系をPRTGからZabbixへと移行していくので、移行後に足りなくなった場合は足していく感じにしました。
インストール
今回、初めてCentOS8を使用しました。
パッケージ管理システムがyumからdnfへ変更されていますが、大体yumと同じような感覚でインストールできます。
インストール手順についてですが、『電算星組』様ブログを参考にさせていただきました。
インストールに関しては特に問題なくすんなりとできました。
良い点
UIがかっこよくなった
これがインストール直後の画像です。
Zabbix4系からだいぶ印象が変わりました。
今までは、上にメニューバーが来ていまいたが、左側になったようです。
また、ドロップダウンメニューのため割と必要な場所にアクセスはしやすいと思います。
日本語環境がGood
今まで、自宅環境でzabbixをメインの監視ツールとして使って来なかった理由として、日本語環境が微妙だったという経緯がありました。
なんとなく、Zabbixは日本語環境で使用すると場所によって表示されない文字が合ったり、日本語用の環境設定が必要だったりと、若干面倒くささがあったのですが、今回のメジャーバージョンアップでかなり改善されたようです。
特に、グラフの単位が私の環境だとうまく動作せず、単位表示が微妙なところがあったので...
まぁ、英語の環境で使えばいいじゃんって言うのがあるのですが・・・
連携が簡単になりそう
これについては、まだ使用していないのでなんともいえないですが、SlackやDiscord等にも通知が飛ばせるようになったようです。(Discordにも通知が飛ばせる様になったのは謎ですが・・・)
これが、デフォルトでメニューが用意されているので、わざわざスクリプトで動かさなくても実は行けちゃったりするんですかね。
微妙なところ
これについては、今の所特にzabbixのサーバ側については、特にまだ見えてないです。
もしかしたら、微妙なところが出てくるかもしれないので、そのときは報告なり追記したいと思います。
ちょっと詰まった点
本記事投稿時点(2020/05/18)でZabbixの新しいAgent(Zabbix Agent2)をWindows 環境にインストールしたとこと、インストール自体はできたのですが、サービスの起動ができてないです。(原因については調査中)
そのため、今は4.4のAgentで監視設定を入れています。
また、ちゃんと古い設定のZabbixAgentは根絶させましょう!
(このことでZabbix側からActiveが取れないと1日近く悩んだのは内緒)
まとめ
今回は、Zabbix5.0をインストールした際の所感を書いてみました。
日本語環境のローカライズが何もせずともうまくいくって凄まじく感動しました。
これだけでもZabbixに切り替えたい!と思うほどです。(オーバだけど・・・)
今後、PRTGからZabbixへの乗り換えが決まったらそのうち記事にしたいと思います。
なんというか、最近コロナ在宅のおかげで通勤時間分余裕があるので、検証なども少しずつ回るようになってきたので、今がチャンス!
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