Raspberry Pi3が発売されました

Raspberry Pi3が発売されました

どうもこんばんにちは.うぃるです.
つい先日?Raspberry Pi3 Model Bが日本でも発売されました!
と,言うことで今回はRaspberry Piの記事を書きたいと思います.
内容的には今までのRaspberry Piの復讐といった感じです.まだRaspberry Pi3を手にしていないので,3に付いての記事は本体が入手でき次第書きたいと思います.

目次

Raspberry Piとは

Raspberry Piは、かつてイギリスで教育用コンピュータとして普及したエイコーン社「BBC Micro(1981年)」の再来として、学校で基本的なコンピュータ科学の教育を促進することを意図している[2][3][4][5][6]。Model A、Model Bという名称もBBC Microに由来しており、サポートされるコンピュータ言語の中にはBBC Microで利用されたBBC Basicも含まれており、ハードウェア的にはエイコーン社が開発したARMプロセッサを搭載している。また、エイコーンのOSであるRISC OSも、Raspberry Pi用がRISC OS Open Limitedより公式リリースされている。 内蔵ハードディスクやソリッドステートドライブを搭載しない代わりに、SDメモリーカード(SDカード)を起動および長期保存用のストレージに利用する[7]。
2013年10月31日までに累計200万台[8]、2014年6月11日までに累計300万台[9]、2015年2月18日までに累計500万台[1]、2015年10月13日までに累計700万台[10]販売された。
wikiより引用

簡単に言いますと,ARMプロセッサを搭載した教育用コンピュータです.
教育用のコンピュータとはいえ,非常に汎用性が高く,国内外問わずに様々なRaspberry Piを使用した作品が制作されています.Raspberry Piと打つのがめんどくさいので,以降ラズパイと称させていただきましょう.

ちょっと詳しく見てみる

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ちょっと手持ちの画像がなくて申し訳ないのですが,この細い赤丸で囲まれたやつがラズパイです.
電子工作などをやっている方はご存じかと思いますが,このサイズでHDMIやUSB,Ethernet,GPIOなど様々な機能を搭載したIoT向けの小型コンピュータです.

現在までに多分8種類のラズパイが有り,教育用コンピュータと言う位置づけなので価格も5000円前後の物が多いです.

約8種類のラズパイがある中で,多分主要3種類の比較をしてみたいと思います.

Raspberry Pi A+

  • CPU:700MHz(シングルコア)
  • メモリ:256MB
  • USBポート:1
  • 電源:200mA(1W)
  • サイズ:65mm×56.5mm
  • 価格:\3,240(2016/03/04現在)

初期モデルであるAを改良を加えたモデルです.現在発売されているAモデルの一つです.
特徴としては,ラズパイの中で一番消費電力が少ないです.(Raspberry Pi Zeroを除く)
消費電力が少ない物を作成するには良いと思いますが,Ethernetが付属していないため,ローカルの環境で動かす前提だと思われます.

Raspberry Pi B+

  • CPU:700MHz(シングルコア)
  • メモリ:512MB
  • USBポート:4
  • 電源:600mA(3.0W)
  • サイズ:85.60mm×56.5mm
  • 価格:\5,000(2016/03/04現在)

現在発売されているRaspberry Pi2 Model Bの原型となったモデルです.
CPUは変らないですが,メモリは倍になっています.またこのモデルよりEthernetも搭載されたため,買うのであればこのモデルからの方が無難だと思われます.

Raspberry Pi2 Model B

  • CPU:900MHz(クアッドコア)
  • メモリ:1GB
  • USBポート:4
  • 電源:900mA(4.5W-5.5W)
  • サイズ:85.60mm×56.5mm
  • 価格:\5,600(2016/03/04現在)

現在流通しているもので一番扱いやすいモデルです.
私もこのモデルをしようしています.B+からの変更点はプロセッサの見直しとメモリの増設です.
CPUはシングルコアからクアッドコアになり,さらに動作周波数も700MHzから900MHzへ引き上げられました.
さらに,メモリは倍の1GBへなりました.
CPUがクアッドコアになった為,処理速度が格段に上がっています.その分消費電力が上がっているため,供給電力の不足になりがちなので注意が必要だと思います.

周辺機器について

ラズパイは基本的にはLinuxを搭載可能です.ラズパイ用にカスタマイズされた Raspbianと言うDebianベースのLinuxがあるのでこちらを使うと良いと思います.
リンク:Raspbianダウンロード

ラズパイの導入に関しては様々なサイトで紹介しているのでそちらを参考にしていただければ・・・(その内書きたいですね.)

B+や2 Model BなどはUSBポートが4つ搭載されており,LANケーブルを挿す場所まであるので周辺機器についてはLinuxのPCと同等に扱う事ができます.一応汎用ドライバでがあるのでポン付けでキーボードやマウス,ネットワークが利用できるので,ある程度Linuxをさわったことがある方は普通に適応できると思います.

さらに,GPIOが40ピンあるので,Lチカ等も簡単にできます.何というのでしょうか,ArduinoとLinuxマシンを組み合わせたような便利な一品です.ただ,ラズパイのGPIOはディジタルピンしかないので,アナログ値を読み込む場合は別途A/Dコンバータ等でアナログをデジタルに変換してあげると良いと思います.

上の方に張った写真では,モバイルバッテリーで稼働させ,USBの無線LANアダプタを使用して完全にリモートで制御できるようになっています.

ラズパイ用機器

ラズパイにはUSBやLANやGPIOの他にもラズパイ用に設計されたモジュールがあったりします.
ラズパイ用のLCD液晶パネルやRaspberry Piカメラモジュールなど,ポン付けで動作する様な専用設計の機器が豊富というわけではありませんが,そこそこあります.これらを利用することによってラズパイの活用方法も拡張されます.

また,ラズパイのGPIOはI2Cを使用することが可能なので,専用ではなくとも,I2C系のモジュールを探せば意外と使えると思います.(そこそこ難しいけど・・・)

最後に

今回はラズパイの事を書きました.
ラズパイ3が発売されたらしいので便乗して書いてしまいました...
ラズパイ3に付いての記事は購入してから書きたいと思いますが,今のところものすごい期待をしています.(単純に新しい物が好きなだけかもしれない)

それでは最後まで読んでいただいてありがとうございました.

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